ネイタルチャートは
人格をもっている。
三次元を超えた
魂の意思により
設計されたものだから、
正確には
“魂”格
というべきか・・・
そして、
わたしたちに
メッセージを発している。
進化占星学では、
ネイタルチャート＝「魂の設計図」
と形容される。
「魂の設計図」からは
過去生で傷ついた感情体験や、
持ちこしてきた課題、
今生はどういうテーマに取り組みたいのか、
といったことを読み解くことができる。
私の場合、
課題となっていたのは
6ハウス・天秤座
冥王星、月、ノースノードの
コンジャンクション（合）だった。
チャートは
「ここ、ここ！
ここで引っかかってる！
このままだと先へ進めないから
なんとかして！」
とメッセージを発していた。
「あぁ、そうなのね、
ここが患部なのね、
なんとかしてほしいのね・・・」
と、当時の私も
そこまでは感じ取れた。
しかし、その次の段階で
具体的にどうしたらいいかわからず、
袋小路にぶち当たった。
6ハウスの天秤座コンジャンクションが
なにを望んでいるのか、
どの方向へ踏み出したいと思っているのかが
分からない・・・
暗中模索しながら、
チャートのメッセージを
解読する手がかりを求め、
探した。
2020年の夏、
「古代シュメール文明からの
叡智を継承している
占星学の流派を探し出せ 」
と空からメッセージを受け取っていた。
そのエネルギーに触れれば
きっと分かると思っていた。
しかし、
なかなか納得するものに出会えなかった。
一年半の月日が過ぎ
半ば諦めかけた時、
ついに探していたエネルギーを持つ
占星術とのご縁が繋がった。
それが
「意識進化占星学
（コンシャスネス・アストロロジー）」
である。
意識進化占星学は
“魂中心のアストロロジー”であり、
日本で主流の心理占星学とは
趣を異にする。
意識進化占星学の師である
オオハタハルミ先生 に
チャートを読んでいただいた時、
「そうそう
そういうふうに
思っていたの」
と魂がうなずいた。
過去生からの感情体験は
今生にも持ち越されていて、
自覚しないと
外側の出来事に
無意識レベルで反応することを
繰り返してしまう…
過去生での失敗や傷
その傷が癒えていないと、
事象にも
他人様にも
感情的に反応してしまうのだ、
原初的な
子どもっぽいやり方で…
残念ながら
そこには
“気づき”も“成長”もない・・・
当時の私は
堂々巡りするばかりの自分を嫌悪していたし、
似たようなパターンを繰り返すことに
辟易していた。
そんなタイミングで
コンシャスネス・アストロロジーと出会った。
意識進化占星学は、
事象に
他者に
無意識的に反応してしまう…
という“負のループ”から脱却するための
強力な手助けとなってくれた。
ネイタルチャートには
過去生からの魂の記憶が
書き込まれている。
その暗号（情報）を読み解き
理解することで、
今まで無意識に反応していたことを
意識化できるようになっていった。
自分のパターンを意識化できると
そこに選択肢が生まれる。
「さぁ、どうする？」
とワンクッション置き、
違う道を選ぶことができるようになるのだ。
自分への理解が深まったことで、
古いパターンから解放された。
そして、
自分への理解が深まったことで
未消化の感情体の癒しも加速した。
「“癒し”は、 “理解” から生まれる」
と言われるが、
チャートを理解できると
マインドと感情が統合され、
“癒し”が起こる。
意識進化占星学では
ハードアスペクトを“凶”としない。
「そこに魂の進化の意図がある」
という視座に立つ。
ハードアスペクトに
「今生はこれを変えたいの！」
という魂の意図を感じられた時、
ネイタルチャートに込められた
深いメッセージにつながり
胸がふるえる。
運命論でも、決定論でもない。
いいチャートも、悪いチャートも、ない。
チャートの深い意図を読み解き、
自分の持っているエネルギーを理解し、
いかに高い周波数で使っていくか。
それを理解するための
チャートリーディングだと思う。
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