エンパスは生きづらい・・・
他者の感情、
空間に漂うエネルギー等、
自分以外に属するものが
自分の中になだれ込んでくるのだから
「しんどい・・・」
そう感じたとしても仕方あるまい。
私はこのエンパスという体質ゆえに
幼い頃から 様々な場面で
“生きづらさ”を感じながら
生きてきた。
朝の通勤通学の満員電車に乗っては
フラフラし、
渋谷や新宿の人混みの中を歩いた後には
グッタリした。
なんで自分はこんなに疲れやすいのか?
なんで いちいちエネルギーに敏感に反応してしまうのか?
エネルギーに圧倒される時間が長すぎて
自分の人生を全然楽しめない。
「こんな体質、フェアじゃない!!」
そう自分のエンパス体質を呪ったことも数知れない。
振り返れば、40過ぎまでは
「どうか よい氣の人や環境に恵まれますように・・・」
無意識下で
常にそう願いながら
生きていたように思う。
この神頼み的なマントラが
運よく聞き届けられる時もあるが、
当然ながら、聞き届けられない時もある。
後者の場合は、しんどい・・・
潜在意識を学ぶようになり、
自分の内側を見つめていった時
この神頼みが
「不安感」からスタートしている…
と発見した。
そして
「自分の幸福の決定権を
いかに他人や環境に委ねていたか」
に気づいて、愕然とした。。
私が こうした自分の生き方のダメさに気づいたのが
風の時代に入る少し前、
2020年の秋頃のことだ。
「これからの“水瓶座の時代”は
「他人軸」はダメ、
「自分軸」で生きないと 」
YouTubeでは
スピリチュアル系のインフルエンサーたちが
口を揃えて、そう発信していた。
もちろん私だって「自分軸」で生きたい。
心の底から そう思う。
しかし、日常生活を送る中、
自分の周波数とは合わない人や環境と関わるたび
どっとエネルギーが落ちた。
そして、自分軸も、ブレた。。
自分のエンパス体質が、
悪い方へと作用し始めている・・・
そんな焦りを覚えたのが
2020年12月、
土星と木星が水瓶座0度で合になった
グレートコンジャンクションの頃だ。
その頃から
エネルギーに対して
さらに敏感に反応するようになった。
例えば、
人の“心の声”が
バーッと自分の中に入ってくるようになった。
中には
「この人、
思っていることと、
言っていることが
全然、違う・・・」
ということもあり、
それが
「信用できない・・・
人がコワイ・・・」
という人間不信へとつながった。
以前は
“他人の本音”に気づいたとしても
そこにはフタをしてスルーできたのに、
それができなくなり
身動きが取れず
固まってしまった。。
そこから約一年間、
引きこもりに近い生活が続いた。
エンパスの悩みは、
「エネルギーを制御できない無力感」
にあるのではないかと思う。
「自分以外のエネルギーが勝手に入ってくる、
自分には、それを制御する力(パワー)がない…」
そのマインド(無意識の信念・ビリーフ)が、
その時のコンディションによって
絶望感にも無価値観にも化けるから
厄介だ。
しかし、
長い試行錯誤の末
ついに私は
そこから抜けることができた。
“エネルギーを切り分ける術”
と出会ったからである。
「コア・トランスフォーメーション」
のクラスの中で
“他者と自分のエネルギーを切り分ける”
というプロセスを体験した時、
エネルギーが元きた場所へと戻っていった。
それはまるで
“素因数分解”
されるように
これまでの謎が
解き明かされた瞬間だった。
あの時の感動は
筆舌に尽くしがたい。
エンパスで、
自分に属するエネルギー
以外のものを背負いこんで
重たくなっている人。
そういう方に、
この爽快感と解放感を味わってほしい。
きっと
あなたの人生が
戻ってくるから・・・